2012年12月17日月曜日

チェキっていいよな。良書詳読 鈴木文彦責任編集 チェキit!

びっくりした。こんな本が出た。


「 チェキ i t ! 」

シャレたタイトルのこの本。富士フィルムのインスタントカメラ、チェキオンリーの本である。待っていた人も多いと聞く。そう、チェキの周辺、熱いのだ。




インスタントカメラは、とても楽しいカメラなのだ。

気がつけばデジタルカメラオンリーの世の中になってしまって、フィルムの写真が大変少なくなってしまい、憤懣やるかたない昨今。
デジタルカメラとフィルムのカメラ、まったく違うものなのだ。

光と影と化学反応。言葉だけでもロマンチックだし、実はフィルム写真のクオリティ、いまやっとそれにデジタルが追いついた、まだそういう時代なのだ。
簡便さでついついデジタルを選んでしまうのだが、あの楽しさ、あの不思議は一度味わっておいた方がいい。


そしてその簡便さをも兼ね備えた、ある意味デジタルカメラと昔の写真をつなぐミッシングリングたり得るかもしれないのがインスタントカメラなのかもしれないなあ、など思う。



そんなおじさんの思いとは全く別に、チェキの世界観は、現代的で、キッチュでアナログで、しかもアップトゥデートなおもしろさをはらんでいる。
その証拠がユーザー層の若さだ。この本を読んでみるといい。わたしのような古いカメラを知っており、デジタルカメラに便利さから取り込まれて悩んでいる層なぞ吹っ飛ばすような若さと楽しさがつまっている。

僭越ながら、被写体として、わたしも99ページに載っている。
チェキと生活するスタイルがたくさん載っている。一度手に撮ってみることをオススメしたい。

わたしもこの本に感化された。
いまある古い初代チェキに、最新の50Sを買い足してやろうかともくろんでいる。


2012年12月7日金曜日

TokyoScape。

例によって簡単にやっつけ仕事してて申し訳ない、な感じの1本。

アプリは3種。

「iTinelaps」というタイムラプス撮影アプリ。セットしてシャッター一押し。あとはほっておけばバッテリー尽きるまで一定間隔で写真を撮影、その後レンダリングまで行なってくれる賢くお手軽なアプリ。
そいつで撮った動画を「PicPlayPost」というアプリへ。これはいわゆる写真のコラージュアプリでフレームを選んでそのフレームの枠の中に写真を入れこんで行けるもの。このアプリのすぐれているところが動画も扱える、という部分。そこに動画を1つだけ入れこんで、他は印象の深かった写真に。
その完成品を最後に「Viddy」へ。10秒間の制限を付けた動画共有アプリなのだがフィルターがなかなか秀逸。そちらにもアップ、カメラロールに書き出したものをYoutubeに、という流れ。



3ステップでなかなかおもしろい動画が完成した。

あなたもぜひやってみて。

2012年12月4日火曜日

ちょっといい本をもらったので。「一緒に食べたいおそごはん」シラサカアサコ

シラサカアサコさん。美人さん。最近人妻になった。料理が上手。
iPhoneのアプリ「miil」で自分で作ったゴハンをたくさん公開していて大人気、書籍化ということになったそう。

先日、高田馬場の「大地の木」でごはんを食べた時に、いただいた、

「一緒に食べたいおそごはん」

なかなかこれが、素敵な本に仕上がっている。
デザインもすっきりでかわいらしくて。内容は、本当に簡単で、きちんとおいしくて、遅い時間に簡単に作っておいしく食べよう、というコンセプトが都市生活者にぴったりとフィットする。

こういう方向のレシピ本は、歓迎だ。



驚いたのは、この本。アサコさんが料理の写真を撮っているのだけれど、その写真、すべてiPhoneで撮影された、という事実。聞いた時には思わず本を開いて写真を見直してしまったほど。
なるほど、きれいに写っていていわれなければそれだとは気づかない。これは確かに「コンパクトデジタルカメラ滅亡論」を唱える輩が最近多くなっているのもうなずけてしまう。(賛成、反対の意見はまた別途)

とにかく、一度手にとってほしい。いい本なので。



シラサカアサコ著 一緒に食べたいおそごはん

2012年12月1日土曜日

Rain.


撮影機はiPhone5、編集機はiPad mini。iOSのiMovieで。細かく刻んだけど雨なのでつなぎ目が強調されないというもの。のち、完成したものをiOSアプリ、MovieLooksを通してエフェクト。Blue Noteというモノクロームエフェクトをチョイス。
なんだか簡単すぎて、でもわたしのような素人でもこんな雰囲気の1本が僅か15分ほどで出来てしまう。機材のコンパクト化には目を見張るものがある。




最近雨、多いですね。