2014年8月6日水曜日

ScanSnap iX100は違う。今までのスキャナーと違う。この軽やかさはなんだ。

ScanSnap iX100、PFUさんから託されて使っている。もしかするともう手放せなくなるかもしれない、という予感がしている。

前モデルとなるS1100も手元にあるのだが、別物になっていて驚いた。
S1100、iX100ともに小型のハンドヘルドスキャナーといった態で大変に小さい。例えるならペンケースサイズ。デスクトップに置いておくのにまったく苦にならない大きさだ。オートシートフィーダーなしといってもこの小ささは驚異的だ。
実はS1100はわたしと共にスリランカで一ヶ月過ごしてきた相棒だ。旅行にスキャナー?と人に笑われたが、笑い事ではない。ひと月分の暮らしのための荷物、それになりにコンパクトにまとめたつもりだが、そのなかにあって持っていったことをそれこそ忘れてしまいそうなほど小さい。彼の地でのひと月、東京のオフィスと同じ環境を作ろうと考えての持参、もう一台デスクに据え置きしてあるS1300と同等の働きをしてくれた。

そしてそのS1100の後継機たるiX100、同等の外観を持ちながら、中身はまったく違う、コンセプトの違うマシンになっていて驚いたのだ。モバイルスキャナになっていた。
いや、S1100は十分にモバイルスキャナでしょう?そいう言う人も多くいる。わたしもスリランカ行きにモバイルスキャナと考えて持っていった。
そういう気分でS1100を見ていたのだが、iX100を手にしてその思いは吹っ飛んだ。



本物のモバイルスキャナはiX100だ。

iX100にはバッテリーが積まれている。
iX100にはWi-Fiが装備されている。
iX100にはコード類が出先で一切必要ない。完全コードレスなのだ。

驚いた。
スキャナが単体で、コードレスで、ストレスなく動くのだ。この気持ちよさ、軽やかさといったらない。
コンピュータに接続は当たり前なのだがUSBケーブル、Wi-Fi、共に使える。そしてiPhoneやスマートフォン、タブレットにワイヤレスでつなぐことが出来る。これがいい。S1100でもアプリを使ってコンピュータ経由でiPhone等にデータを受け取ることも出来たが、連携の鮮やかさや使い心地はまったく別物だ。

出がけにあわててスキャンしていた資料。時間がなければ出先でその作業をすればいい。

なにがよかったって、あの軽やかさ。
筐体自体の軽さもあるのだが、片手でつかんだ時の掴めてる感。
自動OFFもいい。これはScanSnapシリーズの美点の一つだがカバーを開くと電源が入りスタンバイ状態になる。こういうスピード感も軽やかさ、という感覚に繋がるだろう。

先ほども出がけにちょっと出番があった。
出かけようとして名刺入れに名刺がないことに気がついた。あろうことか30枚以上入るわたしの名刺入れには数日前に行ったトレーディングショーの時にいただいた名刺が満タンに入っている。だから名刺が切れていた。慌ててiX100の全面カバーだけを開いてiPhoneのWi-FiをiX100に切り替え。接続を確認してやおら名刺の束を握り、原稿挿入口に左右、左右と交互に名刺をどんどん入れて行って(名刺サイズなら2枚同時に読み込みができてきちっと切り分けがされる)30数枚をiPhoneの中に片付けた。あとは電車の中でお礼メールを書くだけだ。このスピード感は素晴らしい。
なんだったらそのまま鞄に放り込んでこの日の打ち合わせ後のカフェで資料と名刺をスキャン、即仕事に取りかかることも可能な訳だ。

なになにがどれだけのスピードで動く、というものではなく、運用でのスピード感。
ScanSnap iX100にはそういうものが確実にある。

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